日本組織培養学会第80回大会日程
2007年 5月 14日(月), 15日(火)
お願い:今大会ではマイコプラズマ汚染の迅速検査の有効性を紹介する目的で、学会当日(1日目)参加者の皆様に細胞を培養している培地上澄をご持参いただき、主催者の研究室で即日迅速検査を実施します。結果は、二日目のテクニカルセミナーで発表します。サンプルは受付時に匿名化し本人のみ結果がわかるようにして処理をします。是非ご協力ください。
5月14日(月)
1日目午前
8:00−9:00参加受付
マイコプラズマ検査サンプル受付(午後3時まで)
9:00-10:00一般演題
10:00-12:00シンポジウムI「遺伝子導入の最前線」
午後
13:00-13:30奨励賞演題発表
13:30-14:30記念講演 黒木登志夫先生
14:30-17:30一般演題
18:00-20:00懇親会 会場:千里中央ライフサイエンスセンター
5月15日(火)
2日目午前
8:00-9:00参加受付
9:00-10:00一般演題
10:00-12:00シンポジウムII「非ES細胞による細胞治療最前線」
午後
13:00-13:30総会(学会運営報告、奨励賞受賞者発表 など)
13:30-14:30テクニカルセミナー「恐怖の汚染からの脱却」
(マイコプラズマ・クロスコンタミネーション 現実と対処)
14:30-16:30一般演題


特別講演、シンポジウム、技術講座
  1. 記念講演 『健康・老化・寿命』(5月14日13:00〜14:30)
    黒木登志夫先生、岐阜大学学長

  2. シンポジウムI 「遺伝子導入の最前線」(5月14日 10:00〜12:00))
      (オーガナイザー:医薬基盤研 水口裕之、自治医大 藤井万紀子)

    • オーバービューとアデノウイルスベクターについて: 水口裕之 医薬基盤研究所
    • レンチウイルスベクターについて: 伊川正人、大阪大学 微生物病研究所
    • RNAiについて(siRNA, siRNA library, RNAi創薬): 野沢厳 (株)アルファジェン
    • レトロ・アデノ・RNAiなどの創薬支援技術について: 峰野純一 (株)タカラバイオ

  3. シンポジウムII 「非ES細胞による細胞治療最前線」(5月15日 10:00〜12:00)
      (オーガナイザー:医薬基盤研 増井徹、岡山大 許南浩)

    • 間葉系幹細胞の組織特異性および継代に伴う特性変化: 梅澤明弘先生 成育医療センター
    • 胎児性組織(胎児・胎盤・臍帯血)からの細胞治療用同種体性幹細胞分離の実現性: 金村米博先生 大阪病院
    • 心筋再生治療の現状と展望: 澤芳樹先生 阪大医学部
    • 悪性脳腫瘍に対する免疫細胞療法の有効性と問題点: 坪井康次 筑波大学

  4. テクニカルセミナー 恐怖の汚染からの脱却(5月15日 13:30〜14:30)

    • マイコプラズマ汚染の検出法の発展 小原有弘 医薬基盤研究所細胞バンク
      (参加者サンプルからの検出結果報告:迅速検査結果)
    • 培養細胞のクロスコンタミネーションの実態 中村幸夫 理研細胞バンク
      (STR分析用フィルター配布 / 無償分析)